現在子供を中心に大人気のアニメ『ポケットモンスター』と『妖怪ウォッチ』から人気アニメとなった要因的ポイント2つについて分析してみました。以下解説です。
ポイント1【バトル】
これは男の子物の鉄板ですね。
小さな時から男の子というのはソルジャーの血を持ってるというかなんというか。
とにかくバトルが好きですね。
ただ、この二つのアニメのバトルにはちょっとした特徴が有ります。
自分は直接戦わない
ポケモンは名前の通りモンスターが戦いますので、主人公のサトシ君は戦いません。
妖怪ウォッチも友達の妖怪が戦いますので主人公の景太君は戦いません。
これはドラゴンボールみたいに空飛んだり光線を出す主人公に比べて、自分と重ね合わせたり身近に感じる事が出来るというメリットが考えられます。
バトルに生死は関わらない
ポケモンはバトル=ゲームの様な物なので片方が戦闘不能一歩手前位でバトルが終わります。
妖怪ウォッチも退治するのではなく仲間にします。
やはりシビアな生死のシーンが無いのは子供の精神衛生上も教育上も良いのでしょう。
◆ポイント1のまとめ
この様に戦いたい!!という男心を満たしながらもハードになり過ぎない絶妙なラインを保っています。
やはりボカすか殴り合う様なアニメを見せるのは抵抗が有る親御さんもいらっしゃるでしょうしいいラインですね。
ポイント2【コレクション】
これも男なら誰しもが持つ気質ではないでしょうか。
子供頃はガチャポンやカードを、大人になったら本にCD、フィギュアにプラモ、車やバイクまで集めてる人が居ますね。
男の子は集める事が好きなんです。
新たに出現したキャラを仲間にする
ポケモンはモンスターの仲間が増えていきます。
更にモンスターが進化したりするので同じポケモンでも何度も美味しく、新しい物を入手した感が味わえるのです。
妖怪ウォッチも出てきた妖怪をどんどん友達にしていきます。
そして友達になった妖怪はメダルになるのでメダルをコレクションしていく楽しみが有ります。
◆ポイント2まとめ
この様にどちらも次々に新キャラが出てきて次々に仲間になります。
このケースですが、登場人物がごちゃごちゃ増えてしまうと視聴者的には見にくくなってしまう場合もありますが、この二つのアニメはどちらも召喚したら出てくるので普段はボールやメダルであり必要な時だけ出てくる所がミソです。これによりストーリー自体を増え過ぎたキャラが邪魔する事なく、子供もシンプルに見る事が出来ます。
キャラクターも増えすぎた衣類も収納がポイントってことですね(笑)
まとめ
この様に男心をうまくつきながらも、親御さんも納得させています。
更には親御さんの男心も刺激して虜にしてます。
子供がどんなに気に入っても親が財布の紐を緩めなければ収益は産まれませんからね。
ダブルで魅了するのが最も合理的です。
いやぁ、本当にうまく出来ているなと感心するのと同時に次は何が出てくるんだ?!と怯えております。笑