山下達郎さんのこの発言が話題になってたみたいですね。
山下達郎「あなたの歌を聞きに来ているのではない」 ライブで大声で歌う客に苦言
先日ポッドキャストで知りました。
実はこの話題は前記事でも話題に出たピロウズの山中さわおさんのポッドキャストでも度々話題になってます。
山中さわおの fool on the planet | YAMANAKA SAWAO official web site
さわおさんも全く同じ意見で、周りの人に聴こえる程の大声で歌うのはNGとの事です。
なぜ歌うのか
そりゃー、好きなアーティストが目の前で演奏してれば自分も歌いたくなる気持ちは分かるんですが、これを理論的に解説するします。
ボーカル(メロディー、歌詞)に同調してるからです。
音楽はやはり流れていればただ聴くだけではなく同調、簡単に言えば「ノりたく」なります。
例えばドラム奏者ならドラムに、ベース奏者ならベースに同調すると思うのですが、音楽をやっていない人、楽器をやっていない人は恐らくボーカル、メロディに同調するでしょう。
僕も音楽をやるまでは大きさはともかく歌ってました。菊地成孔さんがよく言ってますが日本人は特に上物(ボーカル、メロディー)を中心に音楽を聴くそうです。
なので、恐らく大声で歌っている人は体でリズムを刻んでいたりはしないと思います。
凄い簡単に言うと踊りながら歌うのは難しいです。
だからパフュームやももクロは凄いのです。
なので周りに大声で歌ってしまう人が居たら、楽器を勧めたり、ダンスを勧めるといいかと思います。
歌うと演奏者とぶつかりますが、踊ると演奏者と一体化出来ます。
僕は最近キングブラザーズ ばかり行ってるからかもしれませんが、本当に自然に踊らされます。
うまく言い表せませんが、この感覚、主動的ではなく、受動的になれるとライブは10倍楽しくなります。