本日2度目の「菊地成孔の粋な夜電波」の最終回を拝聴。
またしても、泣いてしまった。
厳密に言うと前回以上に泣いてしまった。
どちらもグッときたのはラスト10分位、菊地さんの最期の言葉と曲振りにて。
以下のブログで書き起こしがされております。
http://d.hatena.ne.jp/djapon/20181231
何が泣けるってね、8年続いた思い出ってのも有りますよ。
でも1番は菊地さんの人間ぽさ、本音が垣間見えたってとこ。
僕は夜電波を通して菊地さんの大ファンになった訳ですが、どこかポーカーフェイスというか本音を言わないイメージが有ったの。
このラジオ番組だけでなく、ニコニコのチャンネルではハンディカメラでホテルの部屋、ベットの上まで映してたのに。
常に良い意味で冷酷かつ冷静な菊地さん。
番組が終わると決まっても取り乱さない菊地さん。
そんな菊地さんが最後に「番組愛」みたいなものをちらりと出したの事にグッときました。
「ラジオ聴いています。と言われて嬉しくなかった事はない。」「俺の最高傑作が粋な夜電波で良い。」
これらの言葉から垣間見える人間味、柔らかさにグッときました。
そして最後まで「音楽の持つ力、効用。」について言及し続ける姿勢にただただ痺れたのです。
[この事については全記事でも書きました。]
「菊地成孔の粋な夜電波」個人的ベストシーン - 氣まぐレコード
それと最後に流れたのが映画「カメラを止めるな!」の主題歌だったのですが、年末年始の休み中にこの映画を観ました。特に夜電波の事は意識せずに。
更に「カメラを止めるな!」を観た事をすっかり忘れたまま最終回を最聴したらラストがこの曲だった!!となったのでパズルのピースがバチっとハマったような、何か運命的なものを勝手に感じて余計にグッときました。
上記の記事のシーンが個人的ベストシーンと書いたけど、2回目聴いてこのシーンが超えたかも。
そして聴いたらまた泣くかも。笑
菊地さんの事だからこれさえも本心ではないなんて可能性も有るかな?なんて思ったけど、放送の際の喋り方、温度を思い浮かべるとやっぱり本心だと思います。
前回紹介したシーンと違い菊地さんを、夜電波を知らないとあまり楽しめないかもしれませんが良かったら聴いてみてください。
それと管理人さんがおすすめの回を毎週土曜日にアップしてくれるみたいなので気になる方はどうぞ。