よく野球の解説などで「リズムが崩れた。」という表現が用意られる。
これに対して何か疑問を感じていた。
例えば音楽ならBPMという形でリズムが数値化されている訳だが、スポーツにおいてリズムというものが実際に存在して、結果に影響しているのか?
いや、自分も野球をやっていたのでなんとなく有るのは分かる、でもハッキリと把握出来ずにいた訳だ。
だが、そんな事を感じていたら気付いた、
野球どころか【日常はリズムで溢れている】事に。
♦︎リズムに溢れた日常
そう、僕らの生活、日常はリズムに溢れている。
例えば心臓の鼓動、歩く足の運び、物を咀嚼する時、誰もが無意識にリズミカルに一定の間隔で行うだろう。
歩いて居て突然野良猫が飛び出してきたら、調子が狂う。
魚を食べて(噛んで)いて固い骨が有れば同じく調子が狂う。
この様に人は一定のリズムで動く事がとても多い。
これがもう少し大きな枠になると生活リズムやルーティンになる。
これらも勿論狂うと気持ち悪い。
つまり見えない「流れ」てきな物ではなく、物理的に同じ繰り返しが行われなくなると人は調子が狂う訳だ。
気持ち良く投げている所で代打で間が空けば、
気持ち良くアウトを重ねている中でエラーが出れば、
やはり投手のリズムが、調子が狂うのは当然だろう。
という訳で、ひょんな事で目に見えないスポーツにおいての「リズム」が可視化出来た様な気がしてとても気持ち良かった話でした。