つい最近まで存在すら知らなかったんだけど、ツイッターのタイムラインでたまたま作品名を目にして気になっていたところアマゾンプライムでアニメが始まり観初めた。
暫く進んだところで、レビューを見るとかなりカットしてある様だったので、折角だし漫画に移行した。
以下感想。
壮大なストーリー
時代、世代、国をまたいで多くのキャラとシチュエーションで描かれる物語。
そして最後は全てが一つになる作り込みは見事!の一言。
この構成ゆえにしっかりと物語に重みがて出ていて説得力が有りますな。
変わりゆく主人公
主人公が成長したり変身するっていうのは良くある展開なんだけど、鳴海は腕を失い、やがては四肢全てを失い義手義足となる。
成長はしているんだけど損失がと大きく、常に試練、悲しみと対峙して進んでいくのが辛く、だからこそライドできた。
人形達の変化
しろがねの、そして人類の敵として出てくる自動人形(オートマータ)。その名の通りからくり人形である。
それ故に当たり前だが人間の様に複雑な感情は持っておらず自分達のボスであるフランシーヌの為だけに戦っている。
ただ、そんなオートマータ達の一部が後半になると「人間味」を出してくる。
特にパンタローネとアルレッキーノ。
この2人は人間側に付き(?)後半登場人物達を助け
てくれるのだ。
最終巻、破壊されたパンタローネの頭部を手に持ち、同じく半壊したアルレッキーノが陰からエレオノール達を見つめているシーンは感動したな。
♦︎♦︎♦︎
とつらつら書いたけどこの漫画の凄さは何よりも設定だと思う。
漫画も映画もドラマもアーティストやバンドも「設定」の持つ重要さというか強度を思い知りました。
からくり?サーカス?人形?人形使い?とどんどん引き込まれていった。
最後に1番好きだったキャラを。
アシハナさん!!