「好き」という感情の強度は凄まじい。
例えば無趣味な人であっても「お金」や「異性」を好きな人が殆どなはずだ。
だが「お金」にしても「異性」にしてもどんなに好いても、得られる実量には限界が有る。
サラリーマンで有れば年収は決まっているだろうし、結婚にも恋愛にも有る程度の限界が有る。
しかし、「好き」を広げてみよう。
例えばとあるアーティストを好きになるとしよう。
そうすると「好きな曲」が沢山出来て、「好きな歌詞」が沢山出来て、「好きなメンバー」が出来て、ライブに行くと「好きな土地」や「好きなライブ会場」が出来て、同じアーティストを好きな「仲間」が出来て、その「仲間」を好きになるだろう。
この好きな連鎖は凄まじく、止まらない。
自分の中だけでは完結していては成し得ない体験や感情が、「他者」に移入する事で生まれる。
所謂マイルドヤンキー的なリア充生活が一歩間違うと行き詰まる危険性を長年感じていた。
やはり狭いゾーンでは限界が有ると思う。
ただ「地元」や「リアルな周り」を捨てずともアーティストやコンテンツを「好き」になれる。
何も失わず、そのリアルにそのまま「好き」をプラスすればより多様性に富んだワンダーな毎日になるはず。
なので「毎日」に行き詰まったらまずは「好き」を足してほしい。
「好き」=「ハマりもの」である。
東村アキコ先生もポッドキャストで「ハマりもの」を作ろうと言っていた。
とにかく自分の1人では限界が有る。何かに依存する事で救われるはずだ。
そして
「好き」「ハマりもの」を作る為の処方箋がコンテンツだと思う。
退屈な毎日=コンテンツ不足だと思うのです。
つづく。。。